「コンビニ人間」を読んで

人間社会を生きていくという事は、人と人とのつながりを上手にやって行くという事だと思う。みんなと同じ事をしないと、好奇の目で見られる。決してみんなと一緒にワイワイしたく無いのではなくて、その中でどうしたら自分を発揮出来るのかの手法がわからないだけ。現代社会、いろいろな価値観とともに、オタク的な若者が増え、それと同時に非社交性の人も多くなったように思う。アドリブがきかずマニュアル人間。自分も、そこから、普通の人間になりたいと思う。主人公の古倉さんは、コンビニにいる時は、普通の人間として世の中の一員になっている。しかしコンビニを出ると普通に生きる難しさを心に抱えている。この本を読み、そんな事を考えさせられた。

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