芥川賞を受賞した本という事で読んでみました。どのようにストーリーが進むのかと思う間も無く何故か途中で終わったような気がした。
一体何を言いたかったのかと考えてしまった。
マイノリティーな主人公とLgbtの和哉、東北震災、日浅の人柄の嘘など。
2回目を読み、「日浅氏の何か大きなものの崩壊に脆く感動しやすい」がキーワードのように感じた。
東北の震災で崩壊するのと同じく日浅氏の過去も暴かれた。亡くなってしまったのか?しかし学歴を詐称するくらいの息子はどこかで生きているという。生きていて欲しいと願っているのか?
「電光影裏に春風を斬る」稲妻の光が春風を斬るようなもので、魂は変わらず残るという。その先のストーリーを読者が空想できて余韻が残る作品なのかなと思いました。
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